出演者
前川 健生(テノール)
Kensho MAEKAWA
愛知県立時習館高校卒業。国立音楽大学卒業。東京学芸大学大学院修了。二期会オペラ研修所第58期マスタークラス修了時の成績により、東京二期会オペラ劇場「魔笛」(宮本亜門演出)のタミーノ役のアンダースタディに指名される。 ハンス・ガボア国際ベルヴェデーレ声楽コンクール(オランダ アムステルダム)にて日本代表メンバーに選出、世界本選会に出場。多摩フレッシュ音楽コンサート第一位。宝塚ベガコンクール第二位。
2015年10月東京二期会オペラ劇場「ダナエの愛」にて二期会オペラデビュー。 二期会会員。
ブルース・ヒューバナー(尺八)
Bluce HUEBNER
カリフォルニア州サンタモニカ出身カリフォルニア州立大学ノースリッジ校音楽学部卒業。文部省給費留学生として来日。東京芸術大学邦楽科修士課程入学、故・人間国宝 山口五郎氏に師事し、同大学を首席にて修士課程修了(外国人初)。2002年リリースの初CD "MOGAMI" は同年のステレオ誌ベスト5に選ばれ絶賛を浴びた。「カンデラ」は日本国内はもとより、ヨーロッパ、北アメリカでツア―を展開。ブルーノート(NY)をはじめ、ローマ大学、東北芸術工科大学などの教育機関、京都コンサートホール等のクラシック専用のホールまで巾広い。日本人への教育にも熱心で、福島県立医科大学で教鞭を取っている。2011年1月、TBSの人気TV番組「はなまるマーケット」に出演。全国から講演依頼が相次いでいる。
東日本大震災の被災地において、現在までに福島県を中心に50回以上のコンサートを重ねている。
前川 睦生 (声明)
Bokusho MAEKAWA
曹洞宗大本山總持寺後堂、愛知県東泉寺住職。昭和26年、京都府に生まれる。覚王山日泰寺専門僧堂にて維那・後堂を歴任。平成10年・平成23年からの二度にわたり、大本山總持寺にて維那。現在は後堂として坐禅と法式の指導に当たる。平成23年にはドイツ3カ所(ケルン・シュトゥットガルト・ヴィッテルベルク)にて曹洞宗初となる声明の海外公演をおこなった。また大鼓奏者の大倉正之助氏(重要無形文化財総合認定保持者)や、尺八奏者のブルース・ヒューブナ―氏とのコラボレーションも多数。
宮地 江奈 (ソプラノ)
Ena MIYACHI
東京都出身。東洋英和女学院高等部卒業。国立音楽大学卒業、オペラ・ソリストコース修了。同大学院音楽研究科修士課程声楽専攻オペラコース終了。学内選抜試験の成績により、2011年には『Vocal Concert』『ソロ・室内楽定期演奏会~秋~』等に出演。2013年度大学院オペラにて『コジ・ファン・トゥッテ』のデスピーナにてオペラデビュー。第32回ソレイユ音楽コンクールで審査員奨励賞受賞。二期会研修所マスタークラス修了時に、優秀賞、並びに奨励賞受賞。現在は新国立劇場オペラ研修所に在籍しながら、様々な音楽活動を行っている。二期会会員。
畠山 正成 (ピアノ)
Masanari HATAKEYAMA
1990年新潟県見附市生まれ。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校でピアノを専攻した後、同学部楽理科に進学、アルノルト・シェーンベルクを中心とした研究を行う。在学中に安宅賞受賞。卒業後は都内企業でシステムエンジニアとして働く傍ら、歌手・合唱団との共演を中心に音楽活動を行っている。声楽伴奏者としての評価が高く、コレペティートルとしても多くのオペラにキャスティングされる。これまでにピアノを藤井晶子、青柳晋、浜口奈々、秦はるひの各氏に師事。
大村 新 (ナビゲーター)
Arata OMURA
国立音楽大学音楽学部卒業。ピアノを宮暁子、故・中村初穂に師事。学部時代よりロシアの作曲家スクリャービンの研究を行う。
月刊『ショパン』にてスクリャービンに関する記事を寄稿。また
日本フィルハーモニー交響楽団定期演奏会にて解説者として出演、好評を博す。ナビゲーションを交えたサロン・コンサートを多数企画し、自身もピアニストとして出演。シューベルト作曲「美しき水車小屋の娘」をはじめ、歌曲の伴奏者としても幅広く活動している。貞静学園短期大学ピアノ講師。